今回はお盆についてお話させて頂きます。
「お盆」は亡くなられた故人様・御先祖様の精霊が安らかに成仏することを願い、 生前のご恩に感謝し、家族が末永く豊かで平和な暮らしができるように願う、古来より伝わる日本の伝統行事です。 中でも「新盆」は四十九日を過ぎ、忌明け以降に初めて迎えるお盆のことで、 亡くなられた故人様が精霊となり、始めて帰ってくるとされる大切な行事なので、丁寧に供養をする習わしがあります。 新盆の際は、初めて帰ってくる故人様の霊が迷わない様に玄関や縁側など外からでもわかりやすい場所に、 新盆提灯(白紋天)をお飾りする風習があります。云われは諸説ございますが、 亡くなって間もない霊を清浄や無垢という意味で「白」、地域や宗派などによって「戒名やお経」を提灯に書く為などと言われています。
御先祖様は、お盆になると提灯のあかりを目印にお戻りになるといわれており、提灯は御先祖様を「お迎えする灯火」としての意味があります。
また、お盆提灯は涼しげな絵柄を夏の暑い時期に楽しむ納涼の役割もありますので、夏の風物詩として毎年飾っていただければと思います。
お盆前に準備することとしては、
・寺院への依頼 ・お墓・お仏壇のお掃除 ・お飾り、盆棚、仏具、ローソク、線香などの準備、お盆提灯組み立て 新盆の場合、お見舞いに来ていただいた方への返礼品の準備などがあります。
お盆期間中に流れとしては、
■12日 お迎え始め
・飾りつけや、お供え始めを行います。
■13日 迎え盆
・お墓参り
家族揃ってお墓参りへ。「迎えは早く、送りは遅く」と言われています。
・迎え火
お盆提灯に火を灯し、家の玄関先か門口で ほうろくにおがらを入れ、迎え火を炊き、 ご先祖様の御霊をお迎えします。
■14日 盆中日
■15日 お墓参り
家族揃ってお墓参りへ。
・読経
ご住職を招き、読経をしていただきます。
・会食
親族や友人を招いて、会食をします。
■16日 送り盆
送り火、おがらや新盆用の白提灯を焼いて、「送り火」を焚き、 ご先祖様の御霊をお見送りします。
流れは以上となります。
今回はお盆の意味、準備する事や流れについてお話させて頂きました。 皆様のご参考になれば幸いです。
もちろんアビコセレモアでもお盆のお手伝いをしておりますので、 ご不明点などございましたらいつでもご連絡いただければと思います。
株式会社アビコセレモア 04-7165-4444 我孫子駅北口徒歩2分、柏・我孫子の家族葬・一般葬・火葬式などあらゆるお式に対応しております。 ご相談も24時間受付中ですので、お気軽にご相談くださいませ。
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